5月31日~6月1日の2日間にわたり、絵本作家の松岡達英先生ご夫妻に三瀬保育園へいらして頂きました。
今日は、八森山のデイキャンプに同行して頂いて、先生の「くさはらのわたしのおへや」という絵本の内容同様に、草原に敷物をしいて、そこにやってくる虫をよく観察して、描くという活動をしていただきました。「バッタいっぱいいるね」「跳ぶね」といいながら、絵を描いてくださり、しばらくして、「君もかかない?」と、誘いかけてくださいました。
なかなか描こうとしない子ども達に、「ほら、こういう形をしているでしょ?」「見てごらん、これ何色?」「背中はこうなって、黄色っぽいね」「こういうのを観察画って言うんだよ」などと、たくさんの捉え方のヒントを言葉がけしていただきました。時間とともに、徐々に子ども達も様々な生き物を描き始めました。
今までは、一度見た物を想像で描くことが多かったように思いますが、描きたい物をよく観察すると、描くことが出来るということ教えて頂きました。
お昼ごはんの前に、「夏は来ぬ」の歌を子ども達がうたいはじめると、松岡先生と奥様がハーモニカで伴奏をして下さいました。
松岡先生ご夫妻の温かい心遣いに、子ども達もすっかり虜になってしまい、「先生、また来てね・・・絶対ね・・・」と何回もお願いしていた子ども達でした。