子どもたちが外を眺めていると、赤とんぼが沢山飛んでいました。
8月に2回ほどオニヤンマを観察していた子どもたちは、飛んでいるとんぼ見つけると嬉しそうにしていました。
そこで、赤とんぼをお部屋に連れてきて観察させてもらうことにしました。

とんぼをカゴに入れるときには、とんぼがお水を飲めるようにと濡らした木の枝をケースに入れるようにしていました。

すると、子どもたちがおままごと遊びで食べ物に見立てているおもちゃを持ってきて「とんぼ、あむあむしてるの!」と食べ物をあげる仕草を見せてくれました。


何をあげているの?と聞くと
「ハム!!」 と子どもたち。

それから、子どもたちからとんぼのめがねの歌を歌い始めたので、歌を歌って過ごしました。

お昼寝から起きてくると、さっそくとんぼを見に行く子どもたち。
今度は牛乳やジュースに見立てたおもちゃを持って来て飲ませてあげています 

「ごくごくごくごくっ」
たくさん飲ませてあげました

夕方、こどもたちと一緒にとんぼをお家に返しました。
とんぼが飛んでいくほうを見つめるこどもたち。

すると、頭の上を他のあかとんぼが飛んでいきました。子どもたちは
「ママだ!!」といって手を振ります。

とんぼを返す時に、ママの所に帰ることを話したことや、保育園にお母さんが迎えに来たり、帰ったらお母さんが迎えてくれることから、自分ととんぼ重ねたのかなと思い、可愛らしく思いました。

大人がとんぼも水を飲むことを伝えて見せたことで、子どもたちがとんぼも食べ物を食べることに気付いてくれた事に嬉しく思いました。

また、大人が生き物に丁寧に接することを見せることは大切であることを改めて感じさせられました。

担当:1・2歳児混合(ふくろう組)