園庭の柿が大きくなってきました。

「柿、おいしそうだね」「食べたいね」という

会話が聞こえてきます。

その柿の木の下には

緑、黄色、オレンジ、赤のまだら模様の葉っぱが落ちています。

その葉っぱを

「先生見て〜綺麗な葉っぱ見つけた!」と

見せてくれる子どもたちです。

一枚として同じ模様、大きさ、形のものがない葉っぱ。どれも素敵な模様です。

ザルを用意するとすぐにしゃがんでお気に入りの葉っぱ探しを始めました。

ストライダーで通りかかった男の子たちに

「何してるの?」と聞かれて、

「きれいな葉っぱ探してるの」と答えると

「僕も探す!」「僕は大きいの見つけられるよ!」と

男の子たちも加わりました。

みんなで探すと、あっという間にこんなに集まりました。

葉っぱに開いた穴を「見て!」と

のぞいている子がいました。

ひとつお面にしてみると

さっそくつけて面白がっていました。

もう一つ、もう一つ、いくつもつくって並べておくとつけていたお面を隣に並べ、また別の好きなお面をつけて遊んでいました。

お面をじっと見つめる男の子には

「どれがいいですかー?」と声をかけていました。

すると、すっとどこかへ行った男の子。

すぐに戻ってきて「お金です」と

女の子に渡していました。

女の子の一言で「お面屋さん」になっていました。

通りかかった小さいクラスのお友達も

「これくーだーさい」とお面を買っていました!

自分で作ろうと、お気に入りの一枚を探して

作って!と持ってくるお友だちや

びりびりっとやぶいて自分のお面を作ったりして

楽しみました。

「あーやぶけちゃった」と言いつつ、なんだか楽しそうです!

いつのまにか籠の中には

綺麗な柄の葉っぱとまつぼっくりなど

お気に入りのものがたくさん入っていました。

2・3歳児担当