オタマジャクシ、足生えたかな〜?

田んぼに様子を見に行きました。

「んー・・・足は生えてないね」

「でも大きくなってるー!」

「本当だぁー!」

「あ!いたいたいたいた」

そぉーっと捕まえようと手を伸ばしますが

すくった途端すっと逃げられてしまいました。

「あーーーー」

「なんか泳ぐの早くなってる!!」

「捕まえたー?」

「まだー。お水しか入ってないよ〜」 

「今日は絶対捕まえたい」

オタマジャクシを捕まえ、園で観察し、描くようにしています。自分で捕まえたオタマジャクシには愛着がうまれ、捕まえたオタマジャクシを描きたいという気持ちが伝わってきました。

しばらくして・・・

「あ!あ!あ!あ!やったー!」

「捕まえた?」

「うん!捕まえた!見てー!」

園に戻り、よく観察して描いていました。

こうするとお腹見えるよと、教えてもらい、いつもとは違う角度からもよく見ていました。

「わぁーお腹ぷくっとしてるー!」

「お腹白い!!」の声に

次々と瓶を持ち上げて観察する子どもたちでした。

まだ手足が生えていないオタマジャクシ。

観察を続けて、生き物の成長、そして命などさまざまな事に気づいて、大事にする気持ちを育んでいきたいと思います。

 

描き終わったらまた田んぼに

「また明日もみせてねー!」と放しました。

園へ戻る途中

「明日は生えてるかなー?」

「生えてると思うよ!!」

と会話も聞こえてきました。

田んぼに見にいくのが楽しみです。

 

5歳児