3月8日
気比の森へ春探しに行ってきました。
実は一昨日もきた気比の森。
今日もまたなにかあるかな?と上や下をみて探している子どもたちです。
色が赤やピンクでぽろっとお花が落ちる椿。
子どもたちは拾うのが大好きです。
椿あったよー!と見せ合う年長さんと年中さん。花が開いていて、花びらが綺麗なものを拾っていました。
年少さんもお気に入りの花を拾おうとよく見て拾っていました。
椿を拾った子どもたち。
あちこちで学年を問わず自分が拾った椿を見てもらおうと会話しています。
「○○くんと○○ちゃんは薄いピンクにしたんだね!」
「うん!」「そうなの〜!」
森の中を進んでいきます。
「木からぴっぴっていっぱい出てるー!」
なにかと見てみると、切り株からまた新しい植物が生えていることに興味を持ったようでした。ぴっぴっという表現が面白いですよね。
歩いている時も子どもたちの会話があちこちから聞こえてきます。
この歩いてる時間も子どもたちにとっては遊び。
椿を手に持った年長さんは椿を化粧道具に見立てて、出かける準備をする、という内容の会話をしていました。
そして不思議な形をしている木の前で立ち止まり、化粧道具をここに置こう!と話す女の子。
手前の女の子は男の子と木の棒を使って「ここが目でここが口で、ワニじゃない?」と話しています。
別の女の子が指差ししながら「目・鼻・口かなぁ?」
この木が何に似ているかも考えていました。
一つの木でさまざまなな会話が生まれること、別の会話にも入ることができること、面白いなと、思いました。
そしてさらに奥の方に進むと
「この辺にあるはず!」「そう!この辺!」
一昨日来た年少さんと年中さんは知っています。
年長さんは「なになに?」とドキドキ。
一昨日、オウレンの花をこの辺りで見つけたのを覚えていたようでした。
「なにがあるの?」と年長さん。
「お花だよ」
「へぇ〜どんなお花?」
「小さいお花」
「白いよね」
「ちっちゃくて可愛いんだよ」
いつもは年長さんに教えてもらう年少・年中さんも今日ばかりは得意げに花の特徴を伝えていました。
「あったー!」
緑や茶色の森の中で小さいけれど真っ白な綺麗な花を咲かせているオウレン。
年長さんも「こっちにも咲いてるよ」とすぐに周りを探し、見つけていました。
前回は見つからなかったもう一つのオウレンのお花畑を年長さんが見つけてくれました。
次来るときはどんな発見があるのか、今から楽しみです。