7月25日の様子です。
三瀬保育園の園庭には「森のラビリンス」という不規則に木を組み合わせて作られた考えて登る遊び物があります。
足を置く位置や、手をつく場所などを真剣に考えています。
子どもが登って、安定する場所にたどり着くと「こんなとこまで来た〜!」と満足そうな表情で、こちらに嬉しさを伝えてくれます。
この森のラビリンスには、一気に複数の子が登ることができます。
そのため、双方向から登ってくるとすれ違うことが大変な時があり、どちらかが譲らないと先に進めない状況になる事があります。
この日はどちらが譲るのか、譲る事ができるのか、どれくらいの時間でこの場を乗り切るのかそんなことを考えながら、すぐそばで気にかけていないようにしながら見ていました。
最初は「〜ちゃんが戻って」「私はそっちに行きたいの」など、どちらも一歩も譲らず自分の思いを伝え合っていました。
しかし、10分ほどたった頃に1人の子がゆっくりゆっくりと登ってきた道を戻り始めていました。時間をかけてではありましたが、子ども同士で少しずつ気持ちを整理していき、解決までたどり着いていました。
担当:4歳児