春、夏と2歳児クラスがいつも歩いたお散歩の道。春は梅の花、かたつむり、夏は梅の実、いろんなお花、野菜に出会った道。今日は何と出会えるか楽しみです。
出発です。
最初に見つけたのは梅の木。
「ない!!」と一言聞こえると、みんなが口々に「ないねー」「うん、ない」と言い合っています。梅の木にはなーんにも実ってはいなく、葉っぱも寂しい感じになっていました。
それから、かたつむりのお家のところにはかたつむりはいなく、赤い木の実を見つけました。ガマズミです。
そして柿。「なんか、まるいね」と柿の形が給食で食べる柿と違うことに気が付いたようです。
いつもはこのあたりで園に戻るのですが、今日はさらにその先まで行きます。
こーんなに落ちていました。
栗を見ると山大農場で栗拾いをしたことを思い出していました。少し前の楽しかった話を振り返ってするようになってきた今日この頃です。
それからザクロの実の落ちていました。
「まどのむこうのくだものなに?」という夏にたくさん読んだ絵本の中の一番最後にザクロが出てきます。本に出たのと同じだということに気が付き興味を持って見ていました。
菊の花も見つけました。優しくちょんと触ってみたりにおいをかいでみたりしていました。
そして、氣比の森に行く途中や、八森山で出会ったムラシキブにここでも出会いました。
すこーし坂道を登っていくと・・・ここは笠取峠です。
見えたのは・・・海!!
「わーうみだーっ!!」「♪うーみーはーひろいーなーおおーきーいーなー♪」と声にだしたり歌ったり、それはそれは嬉しそでした。
もう少し先に行くと・・・海が一望できます。
うみを見ながら、「ねー、うみでおよいだことある?」「あるよ、うきわつかった」など、夏にうみで遊んだことを思い出してお話ししていました。
少し前の事をお友だちと思い出話するようになり、あの時楽しかった、あれがあった、これがあったという言葉を聞き、今こうやっていろんなところにお散歩に出かけ、いろんなものと出会っていることが何か1つでも子どもたちの心に残るといいなーと思いました。
担当2歳児ふくろう