先週は雪がたくさん積り雪遊びをしました。

積もったばかりの雪はサラサラしていて

手に取った雪を上になげると粉雪のように舞い落ちていき、

「うわー!きれい」と言いながら繰り返していました。

雪をなげて遊んだ後に向かったのは、大きな雪玉です。

この雪玉は、前日に年長さんが雪だるまを作ったときのものです。

「よし、運ぶぞ」と押しますが、、、、

なかなか動きません。

二人を見たお友だちもやってきて三人で押しますが、、、

「重くて動かない」「固まってるのかな」とびくともしませんでした。

すると、スコップと持っていた男の子が

「ちょっと待って」

とスコップを雪玉の下に入れてみました。

そのアイデアに「それいいね!」と一緒にしてみます。

「んんーーー!」と力を込めているのが伝わってきましたが、それでも動きません。

押している二人をみて年中の女の子がやってきました。

「何しているの?」

「押しているんだけど動かないの」

「どこに押すの?」

「トンネルの中!」

「じゃあ一緒押すよ!」と手伝ってくれることに。

女の子の力も加わり押すと

「わあ!やった動いた!」

「トンネルまでいこう」と進んでいきます。

トンネルの入り口近くになると年中の女の子から

クラスのお友だちにバトンタッチ。

男の子が「押しているから手伝って~」と声をかけて呼んできたようでした。

人数も増えて、「せーの!よいしょ!よいしょ!」

「あとすこし・・・」

「ぼくはこっちからする」

「やったー!!」

「到着ー!」

ついにトンネルの中まで運ぶことができ、みんなで喜び合っていました。

トンネルの中ではしばらくの間、雪玉を囲んで男の子たちがお話をしていました。

雪玉を動かすためにスコップを使ったり、もっとお友達にきてもらおうと声をかけて呼んできたのを見て、動かしたいという思いを実現させるために、思考していたことが感じられました。

3歳児担当