3月4日(水)八森山デイキャンプに行ってきました。

八森山への山道は工事中ということで、園から工事現場手前まで歩きました。

歩いていると「あ!」と指をさす友だちの声を聴いて

周りも足を止めて友だちが指をさす方へと目を向けます。

”なにがあるんだろう”

フキノトウでした。

歩いているすぐ横の道端に、たくさん芽を出していました。

「ここにもあった!」「ここにも!」!と見つけているうちに

「何個あるのか数えてみよう」

1.2.3.....と始まりました。

バスとの待ち合わせ場所につくと「60」までになりました。

数える事を楽しんでいます。

八森山へは途中からバスに乗って行きました。

到着して山を登っていくと子どもたちの身長くらいまで

垂れ下がっている桜の木の枝がありました。

手繰り寄せてみる子どもたち

「つぼみだ・・・」

「ほんとうだ・・・」

「もうすぐ咲くんだ」

「また見に来たいね」

興味があって真剣に見ているときの”ぽつり””と言う

子どもたちの声には関心させられることが多いです。

「また桜の下でお花見弁当食べたいよね。。。」と

卒園する寂しさを感じている子どもたちです。

「かわいい」と手に取って見ていた子が

「なんか、あの、、、あの、、、」と一生懸命自分が感じたことを

言葉にして伝えようと考えています。

周りの子どもたちがその言葉を待っていると

「パチパチってなる、ちっちゃい花火みたい」

「あー!線香花火!」

「ほんとだー!」と盛り上がっていました。

確かに逆さまにすると線香花火のようです。

子どもたちの表現は面白いです。

するとまた「あっ!」の声が。

「カマキリの卵だ!」

「ここにもある~!」

カマキリの卵もたくさん見つけ、「10個もあったよ!」!と

数えてくれました。

さらに歩いていくと「でも実はないんだね」とまたぽつり。

秋に来た時にたくさん見つけたノブドウの実やムラサキシキブが

見当たらない事にも気づいている子どもたちでした。

数えきれないほどデイキャンプをした八森山ですが

出かけるたびに”不思議さ”に出会わせてくれる

この八森山が大好きなようです。

 

5歳児担当