今日はお正月料理の一つ、「松風焼き」と「田作り」を食べました。
松風焼きのいわれは、表面にのみケシの実、またはごまをまぶして
裏には何もない状態の食べ物であることから、
「裏には何もない、隠し事のない正直な生き方ができるように」
という前向きな意味が込められています。
田作りのいわれは、材料のかたくちいわしは昔、畑の肥料として使われていたこともあり、豊年豊穣、五穀豊穣を願うという意味が込められています。
子どもたちからは、
「これおいしい」
「まつかぜやきを食べると正直者になれるんだ」
という声が聞かれました。
日本の伝統ある料理を伝えていくことは、とても大切なことと思っています。
おせち料理は品数もたくさんあるので、少しずつ子ども達に食べてもらおうと
今週から献立に入れてみました。
その料理に込められた願いを子どもたちに伝えながら、日本の食文化を知り、興味をもってもらいたいと思います。
担当:お台所(栄養士)