ずいきいもの茎を干してつくる芋ガラと
塩漬けにして保存する塩蔵わらびを紹介しました。
はじめに芋ガラを子どもたちに見せ、
「これ、なぁ~んだ」と聞いてみると、
「なんだろう」
「草かな?」
不思議そうに見ていました。
触って、においを嗅いでみると・・・・
「カサカサしてる」
「なんのにおいだろう」
「わらびみたいなにおい」
「これは芋ガラといいます。ずいきいもという芋の茎の部分です。根っこから茎まで全部食べられます。
この茎の部分を干したものがこの芋ガラです。煮物や雑煮汁、納豆汁などに入れるといいお出汁が出ておいしいです。」
今日はこの芋ガラを使って芋ガラのけんちんを作ることを伝えると・・・・
子どもたちは興味津々・・・
かつおだしとしょうゆ、砂糖でやさしい味付けにしてみました。
1歳児さんから年長さんまで、喜んで食べてくれました。
次に塩蔵わらびを紹介しました。
「あ!わらびだ!」
初夏に八森山でワラビ採りをした年長さんはすぐにわかりました。
「春に採れたわらびがなんでこんな冬に食べられるか知ってる?
ヒントはこの周りについている白いもの!」と聞いてみると
「・・・あ!塩じゃない?」
塩には殺菌効果があり、長く保存が出来ることを伝えました。
「塩にはばい菌をやっつける効果があります。
春に採れたワラビを大事にとっておいて冬に食べられるように考えた
昔の人の知恵です!この方法を塩蔵といいます。」
「食べる時は塩がしょっぱいので
きれいに洗って一晩水につけます。
この方を塩抜きといいます。」
さらにこのわらびをみそ汁にして今日の給食で食べることを伝えると
こどもたちは大喜び!!
こどもたちはぺろりと完食!
嬉しかったです。
担当:お台所(栄養士)