8月はオリンピックにちなんで、おやつに世界の料理やお菓子をとりいれてみました。

1週目は、中国のチャーハン、日本の水ようかん、フランスのマドレーヌを食べました。

フランスのマドレーヌの名前の由来にはいくつか説があるようです。そのひとつに、ロレーヌ地方をおさめていた人が開いたパーティで、菓子職人が料理人とケンカして出ていってしまい、かわりにメイドのマドレーヌがつくったお菓子がとてもおいしかったため、彼女の名前をとったという説があります。本来のマドレーヌは貝殻の形をしていますが、今回はまるいマドレーヌ型をつかって作りました。

3週目は、ドイツのジャーマンポテト、イタリアのピッツァ、イギリスのスコーンを食べました。

イギリスのスコーンはスコットランド発祥で、アフタヌーンティーにはかかせない焼き菓子です。あらびきの小麦の粉を使って焼いたものが起源とされています。

4週目は、カナダのバービーテイル、最後はアメリカの野菜チップスを作る予定です。

カナダのオタワ発祥のビーバーテイルは、ビーバーのしっぽのように平たい形の揚げパンです。生地自体は甘さ控えめなので、シナモンや粉砂糖、メープルシロップなどの甘いトッピングをたくさんのせて食べるおやつです。

各国の国旗をおやつにさして、どの国のおやつかわかるように出してみました。

子どもたちに日本以外の国の料理やお菓子にも興味をもってもらい、楽しんで食べてもらうことができました。

給食担当 栄養士