5月28日、酒田港に豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」が来ると聞き、年長児・年中児が見学に行ってきました。

前日の終わりの会で、「船にはどんな人が乗っているのかな?」と聞くと、

「お客さん!」「外国の人とか?」

「運転手さんもいる!」「プリンセスが乗っているかも!」

と話す子どもたち。

ほかにも、「船はどうやって進むのかな?」「船の中には何があるかな?」などとたくさんのお話をしました。

おうちに帰ってからも船についてたくさんお話しをしてきたようで、朝、保育園に来ると船の写真をじっと見て、思いを膨らませていました。

早速バスに乗って出発。

酒田港に近づいてくると、ダイヤモンドプリンセス号が見え、

「あ!あれ見に行く船じゃない?!」

「おっきいー!」

と興味深々でした。

「わぁ!すごい!とってもおっきいよ!!!」

ダイヤモンドプリンセス号は思っていたよりも大きく大迫力で、子どもたちも目を輝かせていました。

「窓がいっぱいあるよ!」

「赤いのは小さい船(避難用ボート)だったんだ!」

「黒いのは降りるところだった!」

「プリンセスはどこにいるかなあ?」

「なんかキラキラしてるね!」

「みて!なんか旗がある!」

などと子どもたちのお話も弾み、たくさんの気づきがありました。

窓の外にいたお客さんに手を振ったり、ハイタッチをするなどして、外国のお客さんとも交流することができました。

子どもたちは「ハロー!」とあいさつしていました^^

また、酒田港では地元の小学生がパフォーマンスを披露しており、その様子を見ていると、

子どもたちの思いが通じたのでしょうか?

なんとそこには、休憩中の船長さん(キャプテン)がいらっしゃいました!

終わりの会では、ダイヤモンド・プリンセス号を実際に見て、考えたことや感じたことの絵を描きました。

白い外観に大きな窓、「PRINCESS CRUISES」の文字までしっかり描いていました。

たくさんの窓があったことが印象的だった様子。目で見た色を思い出しながら、再現していました。

船の中を考えている子どももいました。

「ここが運転席で、船の中には椅子がいっぱいあって、地下室もあるんじゃないかなあ?

下に出るところのドアもあった!」と話してくれました。 

「女の運転手さんもいるかもしれない!」と話す女の子。

今日見た船長さんは男の人でしたが、中には女の人が働いてるかもしれないと考えた様子でした。

また、「旗もあったから、模様はハートにした!」と教えてくれました。

船の外観だけでなく、船の中にありそうなお部屋を描ている子もいました。

「プリンセスいなかったけど、お着替えするとこ描いた!」

とニコニコ笑顔の女の子がお洋服を選んでいるところの絵を見せてくれました。

行く前に想像して、イメージを膨らませたことで、実際に船を見た子どもたちにはいろいろな発見があった様子でした。

園に帰ってからも、次の日も「船大きかったね!」「船長さんかっこよかった!」「乗ってみたかったなあ」

とたくさん話してくれました。

とても貴重な体験でした。

4・5歳児担当