昨日に続いて、鮭を見に散歩に出かけました。
川で生まれた鮭の子どもが、海で大きく成長してふるさとの川へ戻ってくるお話の、『かえってきたサケ』という紙芝居を聞いてから、「鮭いるかな~」と言いながら出発です。
今日は、河口に鮭がいると教えてもらったので、海まで歩いて行きました。
栗の実や、
ムラサキシキブを見つけて触ってみながら、ゆっくり30分ほど歩くと...
海が見えてきました。
久しぶりに見た海に「海だ~!」とうれしそうな子どもたちでした。
川に架かっている橋に着いて、のぞき込んでみると...
鮭がいました!
「大きいお魚いた!」
「鮭だよ~!」
「あ!あっちにも!」
卵を産み終えたのか、死んでしまった鮭もいました。
「先生、あの鮭は死んじゃったの?なんで死んじゃったの?」
「一生懸命卵を産んで、疲れちゃったからだよ」とお話すると、
「卵産んだら死んじゃうの?」
「がんばったから?」
とつぶやきながら鮭を見つめる子どもたち。
2歳児さんなりに感じるものがあるんだなあと思う表情でした。
紙芝居で聞いた鮭の遡上を、実際に見て、何か感じられたかなと思います。
こちらでは、左の女の子が、「あの鮭ね、海から来たんだよ。卵ね、産んだから死んじゃったんだって」と、お話ししていました。周りの年長さんたちの会話を聞いていたようです。
こうしてお兄ちゃんお姉ちゃんのお話を聞きながら、いろんなことを学んでいるんだなあと思いました。
じーっと、じっくりじっくり見てきました。