3月2日。

三瀬母親クラブさんより、もうすぐ卒園する年長さんへ、三瀬の坂本屋さんでお雛御膳をいただくという素敵な体験をプレゼントしていただきました。

「坂本屋さんでご飯だよね~」ととっても楽しみにしていました。

 

坂本屋さんにつくと…

玄関にはかわいい傘福が飾られていました。

廊下には小さなお雛様が。

「かわいいね」

「ちょっと座り方がちがう…」

などつぶやきながらよく見ていました。

 

お座敷に入ると…

お茶会の時と同じように、着物の裾をきれいに合わせて姿勢よく座っていました。

年長さんのために作っていただいたお雛御膳です。

「春を先取りして味わえるように。目からも春を感じられるように。」という思いを込めて、春らしい素敵なお料理を作っていただきました。

春の食べ物には苦みがあるものもあるけれど、苦みは甘みを引き立てるおいしさの一つであると教えてもらいました。

今日のうるいのおひたしは、子どもたちが食べやすいようにと、苦みの少ない中の芯の部分で作ってくれました。

こちらは菜の花の白和えです。

上にのっている山椒の葉は、てんもりといって、飾りの他に「まだ誰も箸をつけていない」という目印の意味もあるそうです。

桜の花びらはゆり根で作られていました。

淵のピンク色は、面取りをして色粉で色を付けているそうです。

きれいな盛り付けに、「和菓子みた~い!」と喜んでいました。

お料理に込められた思いや、意味、お料理の仕方など、たくさんのことを教えていただき、興味深そうにお料理を見つめていました。

子どもたちが読めるように平仮名で書いてくれたメニューもじっくり読んでいましたよ。

 

 

おいしそうに食べていました。

お料理に込められた思いを感じ、全部のお料理を食べてみていました。

坂本屋さん、母親クラブさん、ありがとうございました。

ごちそうさまでした。

 

*5歳児担当