4、5歳児の子ども達がイタドリを採ってきてくれました。

そして、保育園の園庭で柿の葉もとってきてくれました。

柿の葉(鮮やかなきみどり色で柔らかい新芽でした)

イタドリ(ぬめりがあり、柔らかな新芽でした)

採っている時に保育士が「柔らかい緑色でビタミンがいっぱいあるのかな?」と言ったら、4歳児の男の子が「ビタミンCかな?」と呟いたそうです。

どんな栄養があるんですかと、栄養士の私に聞かれたので調べてみました。

 

柿の葉の栄養
・ビタミンCが緑茶の約20倍、レモンの約10倍~20倍が入っている
・熱に強いため多少加熱してもビタミンCは壊れず、体に吸収できる
・柿の葉茶として飲まれている

イタドリの栄養
・ポリフェノールの一種であるレスベラトロールという成分が入っていて、強い抗酸化作用を持っている
・漢方にも使われていて、利尿作用やお通じを良くしてくれる
・食べすぎると下痢をおこしてしまう
・葉などを傷口に当てると治りが良いことから痛みを取る→イタドリという名前になった

 

調べてみるとなにげなく食べていた山菜にもたくさんの栄養が含まれていることがわかり、私も興味を持ちました。

 

柿の葉とイタドリの新芽を今日は天ぷらにしてみました。

 

市街地に住む職員が、川原の土手でこのイタドリの新芽を採り、湯掻いてマヨネーズ和えや味噌汁にして昔食べていたという話も聞こえてきたので、料理の幅も広げていきたいと思いました。

 

~担当:栄養士~