今日は12月のお茶会。
屏風は0・1歳児クラスさんの担当です。
黒豆染めで正月の遊びを切り絵にして作ってくれました。

お正月の遊びはすべて縁起がいいものとお茶会担当の先生から教わりました。

こま:お金が回る、頭が回る
はねつき:末広がりの形が縁起良く、新しい年を祈願してくれる
まり:お嫁に行く娘のために手作りで丁寧に作ったことが幸せになるシンボルになる。まりをつくことは魔除けになる。
たこ:空高く上げることで、子どもたちの願いをのせて、天に届ける

今月の歌は…。
≪ 正月立つ 春の初めに かくしつつ 相し笑みてば 時じけめやも ≫ 大伴 家持
―― 正月の春の初めに このようにして集まって共に会うのは いつ集まってもいいものですね。 ――

お菓子です。
上:干支(戌年) 右:椿 下:初音 左:南天(難を転じて福きたる)

子どもたちは、「いぬだ~!」と喜んでいました。
遠州屋さんいつもありがとうございます。

年中児。
お茶の飲み方や茶わんの返し方を意識して取り組みました。
いつもより流れよく、「お先します。」「どうぞ。」を話していました。

お箸は次にもらう人を思って懐紙でふきます。

お茶碗の返し方も相手に絵を向けて返します。

そして、年長児。
すべてお正月に関係するものということで、着物で参加しました。
今日はお茶のたて方を学びました。

かがみすぎると髪の毛が入ったりするということで、姿勢をたててするとかっこいい!ということで…

立派でした!
そして、
いただきました。

「あわをたてるの難しい。」と、実際に行うことによって感じることが多かったようです。

3グループに分かれて、お客さん・配る係・お茶をたてる係に分かれて行いました。

相手のことを思って進めていく素敵な時間…

相手を思うという大切なことに気づかせてくれるお茶会。