園でもよく遊んでいる丸太の積み木、煮るとどんな色が出てくるのかな?と、子どもたちと話しながら、、
玄関ホールの薪ストーブで煮て、染めの色を作りました。
まずは材料に触ってみました。
積み重ねて遊び始めました。
そぉ~っと、そぉ~と。
こちらでは、園庭から松ぼっくりを持ってきて飾ってみたり、
銀杏の葉っぱを飾って、葉っぱのお家を作ったりしていました。
たくさん遊んだ後、鍋に集めてお水を入れました。「何色になるかなー?」と子どもたちに聞いてみると、
のぞき込んで「今はまだ色はないよ」と子どもたち。
以前染物を体験したことで、色が変わる事にも気付いていました。
染まる色を尋ねてみると、「赤、青、黄色、緑、黒、白」などと、自分が知っている色をあげ、沢山の色をイメージしていることがわかりました。
何色になるのか楽しみだね。
そして、薪ストーブの上に載せて、ぐつぐつ煮ました。
お料理の遊びが大好きな子どもたちからも「ぐつぐつ」という言葉が聞こえてきました。
丸太積み木から色が出てきました。子どもたちに見せると、「う~ん??」(何色だろう?といった表情です。)
1人の友だちが「ちゃいろだよ」と教えてくれ、みんなも”茶色”になったことを知りました。
触媒に『重曹、お酢、ミョウバン』を使って色を比べてみると、薄い黄色と濃い茶色に染まりました。(少しわかりにくいですが、、、)
子どもたちも染めてみて、じっくりと和紙が染まった色を見ていました。
友だちに見せたり、友だちの和紙を見たりしながら、色の違いにも気付いていました。
子どもたちと染めた和紙で、12月のお茶会用の屏風を作りたいと思います。
担当:2歳児さと組 長谷川