今年に入って3回目の味噌づくりをしました。
大豆がつぶれて出てくる様子を見るのが好きな子どもたち。
「ラーメンみたいだね・・・」
などと、興味津々・・・・・
今日は味噌づくりの前に、
乾いた大豆と水にふやかした大豆を比べて見てみました。
「こっちとこっちの豆は同じ豆なんだよ」というと、
「そうなの!?全然違う!どうして?」とびっくりした様子でした。
「こっちは乾いた豆で、こっちの大きいのは昨日のうちにお水にひたしておいた豆なんだよ。水をすってこんなに大きくなるんだよ」
大きさの違いに驚いた子どもたちは、しばらく豆を見つめていました。
それから、味噌の材料を紹介しました。
「この白いのって糀でしょ!僕知ってるよ」
と教えてくれる子もいました。
「糀ってね、お米から出来ているんだよ」
「お米に魔法の粉をかけて、妖精さんに変身したものなんだよ」
と説明すると、子どもたちは
「そうなんだ!」
「魔法使いなんだ!!」
と目をきらきらさせて聞いてくれました。
糀の紹介をしているとだんだんと子どもたちが集まってきました。
「これから、大豆と糀とお塩を混ぜます」
「どうして混ぜるの?」
「良く混ぜると、お米の妖精さんが発酵っていう魔法をかけてくれるんだよ」
「発酵ってどんな魔法?」
「大豆をお味噌に変身させてくれる魔法だよ」
食材がもつ栄養や働きを子どもたちにわかりやすく伝え、
様々なものに興味をもってもらえるような工夫をこれからもしていきたいと思います。
これで大豆15キロ分を味噌にすることができました。
来週で最後の味噌づくりになり、約1年分ができる予定です。
担当:お台所(栄養士)