天気の良い日には、氣比の森まで散策に出かけています。
子どもたちは歩きながら、足元をよく見て、
「あった~!!」「つつしんぼ」地面からほんの少し顔を出した土筆を見つけていました。

こちらでは、フキノトウを発見!
食べれることを知っている子どもたちは、とろうとしますが、なかなかとれません。
指先に力をいれたり、全身で引っ張たりしながら、とりました。

「こっちにも何かあるよ?」
水仙も葉っぱを伸ばしていました。

向かう道の途中で氣比神社が見える場所があります。
大きい組さんが連れて行ってくれていた時に、「もう少しだよ。ほら、みえるでしょ?」と教えてくれた場所です。
いまでは、自分たちで「見えたよ~。もう少し」なんて、お話しあうようになりました。

氣比の森に到着しました。
実は前回と前々回にきた時、自分たちが拾った木の実などを『動物さんのごはん』として、広場に置いて帰りました。

子どもたちは動物さんが食べたのかが気になるようです。。。すると!
木のみが散らばり、鳥の羽が落ちていました。
「鳥さんが食べに来たんだ~(^^)」と大喜び。

そして、鳥さんのためにまた、木の実などを集め始めました。

「また来るかな?何が好きかな?」

【椿】という絵本も見ていたことから、鳥が椿のみつが好きなことも覚えていました。

今日は木の実に加えて、椿の花も添えました。

「鳥さん、いっぱい食べてね~」

繰り返し同じ道を歩いたことで、春に芽吹いた花や草、春の匂いにも気付き始めました。
また、冬の動物の足跡、うんち、大きい組さんのお話で森に動物がいることを知った子どもたちが
『動物のご飯』を毎回用意するのはとてもかわいらしく感じていました。
偶然に鳥の羽が落ちていたことで、子どもたちはさらにイメージが広がり、また森に行くのが楽しみになりました。

担当:2歳児