今日もおおきくなったんじゃない?と毎日お世話をしながらお蚕が変化を楽しみにしながら眺めています。

気が付くと、子どもの小指ほどに小さかったお蚕も大人の人差し指位までに大きくなりました。

そして、1人のお蚕が繭になろうとし始めました。「先生まゆになってる~!!」

そこで、お蚕の部屋になる『まぶし』設置。お蚕たちが登ったり、降りたりし始めました。

「自分のお部屋を選んでるんだね」「高いところが良かったのかな?」「一階は近いからよかったんじゃない?」「友だちと隣の部屋が良かったんだよ」
蚕が部屋を決めるたびに、子どもたちがお蚕の気持ちを想像してお話していました。

繭のなり始めは透き通っていて、中のお蚕がまだ見えていました。
1人の子どもがじっとみていて、「糸ってお尻からじゃなくて、口から糸は出しているよ!」と気づきました。
「え~どこどこ??」年長さんが集まってその様子を心行くまで眺めていました。

お蚕が大きくなることも面白く、お世話することにも張り切っていたこどもたちでした。そんなお蚕が繭を作って入っていく姿はとても不思議に思ったようです。朝からちょっとした時間には見に行ってその様子を伝えあっていました。

担当:5歳児 そら組