年中組は海にすむ生き物たちのお話の表現活動を行っています。

先日天気が良かったので

海にはどんな生き物がいるのかな?

海の色は何色かな?とみんなで由良の海に行ってきました。

波の音、ウミネコの鳴き声などに耳を傾けながら広い海をじっくり見てきました。

「海のにおいするよ」
  「え?なに?うみのにおい?」

友だちの声を聞いて匂いでも海を感じられることを体験してきました。

広い海を眺めた後、実際に海にすむ生き物を探してみました。

岩には小さな貝がたくさんいました。

「あった」「いるいる」という声がたくさん聞こえてきました。

捕まえて近くで観察してみることにしました。

「動いてる動いてる」

「歩いてる」

「かわいい~」

「あ、止まった」

「動かないね」

「寝ちゃったんじゃない?」

「そうだ、静かにしてあげよう」

ヤドカリの動きを見て気づいたこと、感じたこと、思ったことを伝え合いました。

サザエもいました。

動きがないサザエには

「お~い、起きてるか~い?」

「動かないね」

「寝てるんだよ」

「そっか~」

中身がない空っぽのサザエを見つけたお友達は

「なんか聞こえるかも」と耳にあてていました。

三瀬保育園のオリジナルソングに「なみとかいがら」という歌があり、

「かいがら おみみに あててみた

  さかなの はなし きこえるよ

    うみの なかは たのしそう」という歌詞で

みんなで歌っている歌です。

こちらのおんなのこの行動を見て「さかなの声聞こえる?」

「なみの音の方がきこえるんじゃない?」

「私も聞いてみたい~」と真似する子ども達。

翌日

昨日見た貝を絵本で探してみました。

「これぼくが見つけたのだ」

「ぼくはこれみた!・・・あれ?やっぱりこっちかな?

「これみたよね?」「みたみた」

と伝え合う子ども達でした。

そして、海の色を残しておこうと思い、青、水色、緑、黄色、白、黒の絵の具を用意しました。

「まずはあおでしょ~」などと子ども達が海の色を作りました。

自分でつくった色を塗り広げていく楽しみと

塗っていくうちに友だちの色と混ざり合って色が変わっていく楽しみを感じながら

素敵な海が広がっていきました。

実際にみた海を表現して遊びました。

また海を見に行こうね^^

4歳児担当