12月21日
畑に行くと田んぼの水が凍っていることに気づいた男の子。
「やっぱり凍ってる」と一言。
「やっぱり?」と保育者が聞くと
「園庭に氷があったから絶対に畑にもあると思った。」と教えてくれました。
園庭を通ってくるときに水たまりには氷が張り、霜柱があることを見つけた男の子。
畑にもあると予想していたようです。」
大当たりだね。
すぐに田んぼの中に入り氷を手に取る子ども達。
「こっちにもある」「ここにもある」「あ、あっちにも」と氷を沢山見つけました。
自分が見つけた氷を友だちの所に持っていき氷の見せ合い。
「大きいの見つけた~」
「見てポテトの」と言う右側の男の子。
良く見せてもらうと確かに。
ポテトの入れ物の形にそっくりです^^
左側の男の子はいつも虫を観察する時に使っている
石で作った「虫のお家」に氷を持って行っていました。
「ここに置いたんだ~^^」と言うと
「うん、テントウムシさんにも見せたくて」と。
10月18日に畑に遊びに来た時に1匹のてんとうむしをみつけました。
それきり畑では虫を見かけることがなくなりましたが、
テントウムシとここで遊んだことを覚えていたのでした。
「どうして見せたいの~?」とさらに聞いてみると
「きれいだから、テントウムシさんもみたいかなって。」と答えてくれました。
自分がきれいだと思ったものをお友だちだけでなく大好きな虫にも見せたいと思った男の子でした。
集まってきたお友達にも「テントウムシさんに氷見せたいから、いっぱい見せたいから氷ここにおいて~」と呼びかけ、「あとは、ごはん」と言って葉っぱを集めてきました。
虫には会えなくても、きれいなものを見せたいと思う気持ちや、お家に来た時に食べられるようご飯を用意しておいてあげる優しい気持ちに出会いました。
4歳児担当