庄内論語を学ばせていただくため5歳児さんが致道館にお邪魔しました。富樫先生よろしくお願いいたします。
DSC02802
こちらの門。なんとお殿様専用の出入口だそうです。お殿様の気分でお邪魔します。
DSC02805
綺麗なお庭で、咲いているお花も可愛らしかったです。
DSC02806
DSC02816
孔子像です。爪が長いですね~。とても大柄な人物だったということです。「これからする庄内論語はこの人が言った言葉なんだよ」と教えていただきました。
DSC02809
お殿様専用の出入口の他にも先生用の出入口と生徒用の出入口がありました。
DSC02819
致道館という立派な文字。浮き出ているように見えますが…実は浮き出ていないんですね~。不思議な文字です。
DSC02825
こちらは大学生が使っていた教科書です。小学生が使っていた教科書も漢字が…いっぱいで…。
DSC02829
今あるのは一部分だけで、1816年に建設された当初は、もっとずっと広く、小学校から大学院までの勉強ができる学校だったということでした。鶴ヶ岡城の三の丸の中に致道館が建てられていたとのことです。
DSC02832
さて、いよいよ…。お殿様専用のお部屋で庄内論語を学びます。「子曰く…。」
DSC02876
富樫先生に続いて読んでいきました。「子曰くの“子”は孔子先生という意味。だから孔子先生がおっしゃいました。という意味だよ。」
DSC02851
「学びて時に之を習ふ。亦説ばしからずや。朋有り、遠方より来たる。亦楽しからずや。」
DSC02865
「父母 唯其の疾を憂う。」
DSC02864
元気に「子曰く…。」と富樫先生のあとに続いて読んでいました。
DSC02847
休憩の時にお殿様のいる部屋と家臣のいる部屋との違いも教えていただきました。違いは3つ。なかなかわからなかったですね~。
DSC02869
帰る前には先ほど庄内論語を学んだお殿様専用のお部屋の下を見学。曲者の侵入を防ぐ仕組みになっていました。
DSC02883
今日は5つの論語を教えていただきました。帰りのバスの中でも復唱していました。孔子がいたのは2500年ほど前。その言葉が受け継がれているのはすごいことだなぁと感じ、またそれほどまでに大切にされてきた言葉に触れることができる幸せを感じました。リズミカルな論語を少しだけ身体で覚えることができたかなと思いました。

富樫先生はじめ致道館の方々、お世話になりました。ありがとうございました!