すっかり涼しくなりましたね。
秋の長雨の降る今日は、室内でしっとりと遊ぶ子どもたちの姿がありました。
一番人気だったのは粘土です。
分け合った粘土をじっくり見つめます。
ダンスや歌が好きな彼は、『とんと、とんとんと~♪』とリズムを取りながら粘土板に粘土をぺたぺた当てていきます。
粘土板に目をやると、いつのまにか、どの子の粘土板もにぎやかに。
細長く丸めたり、
遊びの世界にどっぷりと入り込んで何度も繰り返しちぎったり、
人差し指を使ってまるで絵を描くかのように粘土板に粘土を刷り込む子もいました。
ぱっと晴れやかな表情もあり…。
それぞれが自分の手のひらの中の世界にうっとりしている様子が伝わってきました。
おままごとでも素敵な姿がありました。
新しいおままごとの道具として赤・黄色・緑の毛糸をぐるぐる巻きにしたものを用意してみました。
『ちちちち~』『よいしょ!』と呟くような声が。
そっと覗いてみると、毛糸を食べ物に見立ててお料理が始まっていました。
テーブルクロスを敷いた机に出来上がったお料理を持ってきて
『できたよ~、たべる?』と。
15分じっくり集中して作ってくれたお料理は、隣の男の子も一緒になって『おいしいね』と味わいながら食べました。
雨の日も好きな遊びをいっぱい楽しんだ子どもたちでした。