あったかいというよりは、暑いです…。いい天気で園庭の鯉のぼりも気持ちよさそうに泳いでいます。うちわであおいだら、更に泳ぎましたね…。

さて、先日、藤倉山ブナの森を守る会の皆さんから「シイタケの菌を植えてみない?」とのお誘い。もちろん「お願いします!!」と即答しました。何でも、ブナの森を守るように伐採した木を活用して、シイタケの栽培をしているところを子どもたちに見せたり、一緒にしたら面白いかな~ということで、シイタケ栽培を始めたということです。ということで今日、保育園で子どもたちにシイタケの菌を植えさせてもらいました。

まずは、菌を植える“木”。「なんの木でしょうか?ヒントは、秋に実がなって、その実をネズミとかリスが食べるんだけど~なんの木かな~?」触って、匂いを嗅いで考えて…「さくら」「つばき」「とち」「やまざくら」「ブナ」「くり」ほほう…みなさん考えましたな。正解は…ドロドロドロ…じゃ~ん!『くり!』正解したのは、なんと2歳児の男の子でした。

次は、三瀬保育園の生物学の権威から、キノコって何かな?のお話。「キノコは菌類なので、カビとかの仲間。菌はふつう目に見えないくらいちっちゃいんだけど、キノコは目に見えるくらいまでおっきくなる菌なんだ。キノコは落ち葉とか分解するお仕事もするけど、その他にキノコは花とおんなじで、子どもを残すっていう役割があるんだよ。難しい言葉で言うと花の子どもは“種子”キノコの子どもは“胞子”っていうんだよ。それで、花の“種子”からは根っこがでてくるけど、キノコの“胞子”からは根っこの代わりに“菌糸”っていうのがでてきて、その菌糸がもじゃもじゃもじゃってなったところからキノコがニョキっと出てくるんだよ。今日植えるのは、その菌糸をぎゅぎゅっと固めたものなんだ。」なるほどなるほど~。面白いです…。

さあ、いよいよキノコの菌を植えますよ。手順はですね…
①栗の木に穴を開ける

②シイタケの菌を穴に埋めて

③金づちでガシガシ叩いて・・・これでOK

早くて、来年の秋頃。まず2年みれば、美味しいシイタケがにょきにょきでてくるそうです。楽しみですね~。
ちなみに、山形銀行三瀬支店の支店長さんと荘内銀行三瀬支店の支店長さんも一緒にしました。

あ~楽しみです。美味しいですよね~シイタケ。天ぷら、味噌汁、煮物、肉詰め、八宝菜、冷汁…干ししいたけも美味しいですよね~。だしがいいですよね~。
今日は、藤倉山ブナを守る会の会長さんと地域の方からいただいたシイタケと孟宗、氣比の風さんからいただいた孟宗もミックスしてで孟宗汁にしていただきました~。美味しかったです…。ありがとうございました。

それから、園庭の桜の樹の下で摘んだばかりのヨモギを使って作ったよもぎ団子で、お花見もしました。子どもたちは、桜を愛でるというよりは、団子ですかね。桜の花びらの絨毯の上で美味しくいただきました。

0,1歳児さんは花見ごはんです。

桜もだんだん散りはじめ、ぱっと見ると桜色と若葉色があいまって桜餅のようです。桜の花びらもひらひら落ちてきて桜吹雪とはよく言ったものだなぁ~と思いました。

(福島)