3月25日
年長さんの登園日も残りわずかとなりました。
小さいクラスの子どもたちと手をつないで海の
見える笠取峠に散歩に行ってきました。
春を探しに行こう!と出かけるとすぐに
梅の花が咲いていました。周りのつぼみも
ぷっくり膨らんでいてまもなく咲きそうです。春ですね。
足元にはもうスギナが伸びていました。
あおあおとしているスギナをしっている子どもたちは、
「これスギナなの?」と不思議がっていました。
子どもたちが知っているスギナになるまで一緒に
観察したいなぁと心の中で思ってしまいました。
海に着くと色について話し合う子どもたちでした。
色の変わり目を「あの岩のところからあっちが濃い青だ」と
人に説明するとき、わかるように岩を使って説明していました。
そして帰り道。
ふと木の根元を見るとさっきまでいなかったはずのタヌキがいました。
以前氣比の森でタヌキが亡くなっているところを見た子どもたち。
また亡くなってると思いきや、じっと見ていると
もぞもぞ...
むくむく...
と動き出し、
眠たそうにゆっくり森の中へ歩いて行きました。
「生きてる」「本物だ」という興奮と
「まだねむいんじゃない?」というこえが聞こえてきました。
よたよた歩くタヌキをみんなで見ていると
「お~い!春だよ!」と教えてあげる子どもたちもいました。
今日もたくさんの春に出会いました。
【5歳児担当】