3月31日、今日が年長さんの最後の登園日となりました。

小さいクラスがお昼寝をしている時間の年長さんです。

新聞紙を敷いてある準備をしています。

実は前日、魚が大好きで、「おうちでも魚料理をしているよ!」とよく教えてくれていた男の子に園長先生が「魚を捌きたいっていってたよね?捌いてみる?」と声を掛けてくれました。

「うん!やりたい!」!と言った男の子。

今日、ティッシュ箱の2倍の大きさのとても大きな、立派な赤鯛を捌いてみんなでいただくことにしました。

鯛は骨が硬く、力が必要なので給食の先生に手伝ってもらいながら行ないました。

「まずは鱗をとるんだよ」

身を乗り出して真剣に見ていました。

沢山とれる鱗を見て

「いったい何枚あるんだろう・・・」

「ね・・・」

「多いね・・・」

視線は鯛から離さず、つぶやくように会話をしていました。

ゆっくり、丁寧に包丁を進めていきます。

身を開くと

「白身だ」「ぷにぷにしてそう」「すごーい」とさまざまな声が飛び交いました。

「わたしもやってみたい!」ということで女の子も挑戦しました。

捌いた鯛をお汁を作ってもらいました。

味噌と醤油、どちらの味付けにするか話し合うとちょうど半々くらいでした。

子どもたちで話し合い、醤油味に決まりました。

「いただきます」

一口のむと

「ん~~~~~」の大合唱!

続いて「おいしい!」と目を見開いて教えてくれました。

「おいしいね」友だちと目を見合ってにっこりしていました。

捌いた二人も「おいしい!!」と食べていました。

お魚の出汁が出ていてとても優しい味でした。

最後の日にまた一つ思い出ができました。

 

ねんちょうさん、

いつでも ほいくえんに あそびに きてね。

しょうがっこう がんばってね。

おうえんしているからね。

 

 

5歳児担当