園庭で3歳児さんの女の子が頭を寄せ合って遊んでいました。

何をしているのかのぞいてみると泥団子をつくり、

見せ合っていました。

日陰に移動し、座ってもくもくと作った泥団子の上に

どんどん砂をかけていきました。

そしてある時

「昨日○○に行ってアイス食べたんだよ」

「へ〜そうなんだ」

と会話がはじまり、

途切れると

もくもくと砂山を作り、

またふとした時に

「お休みの時スイカ食べたんだよ」

「スイカ○○ちゃんも食べたことあるよ」

「おいしいよね」

などと

お友だちとの会話も楽しんでいました。

そこへこちらの女の子のそばに別の女の子がやってきて、

「お団子とお茶どうぞ」とおもてなしをしてくれました。

「ありがとう」「ありがとう」と3人でにっこり。

そこへまた別の女の子が水の入ったバケツを

持ってきてくれました。

お団子にお水をつけたらおいしくなるよ!とつけてみると・・・

 

「なんかつるんつるんになった!」

「本当だ〜!」

「おいしそう!」

と、また頭を寄せ合う女の子達でした。

同じ場所でお友だちと同じ遊びをしたり、

お友達とは別の遊びをしていても

「泥団子」という共通の素材で「一緒に遊ぶ」を経験したりして、

お友だちとの「一緒」を楽しんでいる子どもたちです。

三歳児担当