子どもたちの身近な食べ物の玉ねぎの皮で、

11月のお茶会の屏風に使う和紙を染めることににしました。

 

みんなで玉ねぎの皮むきをしました。

ピタッと皮が張りついていたので、なかなかむけず・・・

真剣な表情で手元の玉ねぎを見つめていました。

先端のところを少しずつむいていたり…

まとめてブチッと引っ張ってみようとしたり…

1人1人、工夫して剥いていました。

女の子は、むきながら時々玉ねぎの匂いを確認しながらむいていました。

「(匂いをかいで)大丈夫」と、ぼそりとつぶやいて、

再び皮をむき始めていました。

しばらくして、だんだん白くなってきた玉ねぎに鼻を近づけると

「う!」と驚いた表情になり、皮をむいた玉ねぎは匂いが強いことに気が付いた様子でした^^

 

次の日、火にかけた玉ねぎの皮は濃いオレンジ色の染め液になり

障子紙を染め液に入れてみると、薄い茶色に染まりました。

次に、みょうばんを溶かしたぬるま湯に入れると、

素敵な黄色に変化しました^^

子どもたちは色の変化に興味をもち、

「色変わるかな~」

「ぼくもやってみたい」と自分で染めて確かめていました。

乾いたら、葉っぱの形に切り屏風に貼っていきました。

そっと優しい手つきで貼る子どもたちでした。

担当:うさぎ組(2歳児)