園庭遊びでいつも乗り物を走らせて遊ぶ男の子がいます。

築山の下にしまってあった三輪車を引っ張りながら

進もうとしています。

「あれ、うごかないない」

いつもはスイスイ進む三輪車も、雪にはまって進みません。

引っ張ったり、押したりしながら、少し盛り上がった

場所まで来ました。(雪がないときは子どもたちが

三輪車やダンプを滑らせてあそんでいる場所です)

「さぁ、いくよ~。先生みててね!」

「・・・・・・あれ??」

「あっちのにしようかな」と思わずつぶやく男の子。

思ったように滑らなかったことで「なんでだろう」

と考え別の三輪車を探しに行くのでした。

春から園庭でしていた楽しい遊びを思い出し「こうして遊びたいな」

とイメージして遊んでいることが伝わってきます。

一方で、雪があることで、思ったようにならず「なんでだろう」

と考えて遊ぶ姿をみて、子どもたちの成長を感じ

わくわくして見守っていました。

そんな友だちの遊びをずっと傍でじっと見つめる男の子。

何してるのかな?どうするのかな?僕もしてみたいな?

と考えているようでした。

担当:1歳児クラス、こりす&ふくろう組