お正月にむけて、おせち料理を紹介させていただいているところです。

今日はおせちの一の重に入っている、

伊達巻き、紅白かまぼこ、栗金団、黒豆煮を紹介しました。

こめられた意味も伝えながら食べてもらいました。

「伊達巻き」

華やかな意味の「伊達」という意味と、巻き物が書物や掛け軸に通じることから知識や文化の発達をねがうとされています。

「紅白かまぼこ」

赤は魔除け、白は清浄を意味します。また、切り分けると半円形の形になることから、初日の出を連想させる料理とも言われています。

「栗きんとん」

栗は「勝ち栗」と呼ばれる縁起物。「金団(きんとん)」と書き、黄金色で縁起が良く、蓄財につながるとされています。

「黒豆煮」

まめに(勤勉に)働き、まめに(丈夫に)暮らせるようにという願いが込められています。

また、家庭でもお正月準備に活用していただければと

それぞれレシピも作成して配布させていただいているところです。

日本の伝統ある料理に興味を持ってもらうことは、

後世に長く伝えるうえでもとても大切なことと思っています。

この大事なお料理を丁寧に作って、伝えていきたいと思っています。

担当:お台所(栄養士)