男の子と女の子が積み木で遊んでいます。

2人は同じ場所にいながらも、それぞれの思いを持ち、楽しんでいました。

男の子は、立体的に積んでいる様子に対して、

女の子は高く積みあげようとしていました。

女の子は、自分の手がギリギリ届くくらいまでは積み上げられるのですが

それ以上は難しいようでした…。

積んでいる時、女の子の目がとても真剣でした。

なかなか積めず、崩れては再び積んで…をくり返していたところに

そばで遊んでいた男の子が、何も言わずに近くに置いてあったベンチを

女の子に持ってきてくれたのです。

優しいな~と思いながら見ていました^^

すると、女の子は男の子の思いを汲んだのかイスに上がって積み始め、

「その手があったか~」とつぶやいていました。

子ども同士で遊びを広げているところに惹かれたところでした。

2人の様子を見て、自分の遊びをしながらも

近くにいる友だちのことも気にかけながら遊んでいるんだな~と改めて思いました。

日々の遊びや生活の中で、子どもたちの優しい気持ちを見つけると

嬉しくなり、心が温かくなっています。

担当:2歳児