4月のお茶会に向けて、屏風作りをおこないました。

気比の森へ行った時に集めてきた椿の花を

花びらと花粉の部分にわけて、花びらだけお鍋に入れ

ほんの少し水を入れ弱火にかけます。

少し温まったら手でもみもみともんでいきます。

ぬるぬるになり、泡立ってきて、「きもちいー」という声

「ピンクになるとおもってたけど、なんか茶色になってるー」

と気付きをグループのお友だちと話す声が聞こえてきました。

色止めとして「酢」をいれます。

すると少し茶色が濃くなりました。

「なんか色かわったね!」とじっと見つめています。

和紙をいれてみます。

「わぁーピンク色だー!」

と歓声がきこえてきました。

液体の色は濃いめの茶色でしたが、染めてみるときれいな

優しいピンク色に染まりました。

ぷつぷつは、花びらがもんでちぎれたものです。

そして次の日…。染めた紙にハートを書いてはハサミで切ります。

(桜の花びらの形がハート形なこと、その花びらが5枚で

桜の花ができていることは園庭の桜や、室内に飾っていた

桜をよーーく見て知っています。)

友達がやっているのをよーーーく見て始める子もいます。

おってから切る桜型もつくってみました。

染め物の紙で切る前に折り紙で練習しました。

型の周りももったいないので花びらにしていきます。

そして箱いっぱいになりました。

屏風にはっていきます。

丁寧にのりをつけていきます。

そして、好きなところに貼っていきます。

まるではなさかじいさんのようにみるみる素敵になっていきます。

折り紙はピンクの部分にのりをつけ、屏風の裏側から貼ります。

そうして出来上がった満開の桜の屏風。

「わぁーーーきれい!」と歓声があがりました。

致道館や、園庭で見ている満開のきれいな桜を

屏風に再現しました。

自分たちで染めて、切って、貼って満開に

咲かせることができました。

この日は満開の桜のしたでお昼ご飯をいただきました。

担当:5歳児そらぐみ