日常生活の中で子供達が経験、体験したことを、子ども達なりに表現しようとする場面が見られるようになってきたこの頃。
子供たちの遊びの中にも変化が見られます。
「ここは何屋さんなの?」という保育者の問いかけに、「たこ焼き屋さん!」「ラーメン屋さん!」と答えてくれます。
近くで一生懸命何かを作っている彼女。彼女は焼き鳥屋さんをイメージしていたようです。
さっきまで2人で遊んでいた所に男の子がやってきました。
「入れて!」「ダメよ!」。おっと、トラブルになるかな?と保育者は見ていました。
すると、女の子が「今ここは、たこ焼き屋さんとラーメン屋さんだからダメだよ。」「でも、一緒にやるんだったらいいよ!」と答えました。
各々のイメージを崩される事に抵抗があったのでしょうか。でも、一緒のイメージの中で遊ぶ事には賛成の様子。すると、「ラーメン屋さん!したい!入れて!」「いいよ!」
3人で相談しながら、ラーメンを作り始めました。
お客さんも来てくれる様になり、大盛況でした!
子ども達の様々なイメージの中、又、トラブルになりそうな場面でも、子ども達なりに考え、「〇〇はダメ!でも〇〇ならいいよ。」という表現に子ども達の思いやりや、一緒に何かしてみようという気持ちに成長を感じた一場面でした。
担当:2歳児クラス 石川