快晴の日、年長組は由良海岸へ釣りに行ってました。
「今日は釣れる予感がする」と
やる気満々の子ども達。
まだまだ慣れない釣竿や釣り針を慎重に扱って、釣りの準備を行っていました。
針に餌を付け、釣り開始!!
「まだかな まだかな~」と早くかかって欲しいという願いがたくさん聞こえてきましたがなかなか釣れません。
そこで、釣りの得意な保育者から「ここは深い海だからもう少し竿を前に傾けると深くまで餌が届くよ」
と教えてもらい「こうかな?」と試行錯誤していました。
それでも、なかなか釣れません。
魚も一生懸命考えていることを感じる子ども達。
「お願いだからちいさな1匹でもいいから釣りたいよ~」と話す男の子。
でも、その表情はとても輝いていました。
この日は1時間ほど頑張りましたが釣れませんでした。
諦めて帰ろうとしたその時…
漁から帰ってきた船がやってました。
漁師さんのお仕事を少し離れたところで見させてもらおうと思ったのですが
漁師の方から「近くで見ていいよ」と声をかけていただき近くで見させてもらうことに…
「わ~すごい!おさかないっぱい!」
「鯛もいるよ。」
身を乗り出して漁師さん仕事に興味津々の子ども達。
すると、漁師さんの方のご好意で大きなブリを2尾いただきました。
大きなお魚をいただいて子ども達も大喜びでした。
午後、園庭に火を焚き、そこで焼いたブリを園のみんなで食べました。
何度も何度も「おかわり!」「もっと食べたい!」
と話し、夢中で食べる子ども達でした。
翌日は、ブリ大根を作ってもらって丸ごと全部いただきました。
脂がのった最高の味でした。
地元仁三郎旅館さんの舟だったのですが、伊関さんありがとうございました。最高の体験をさせていただきました。
5歳児担任