収穫が少ない冬でも食べられるようにと工夫された昔の知恵を知ってもらいたいと思い、

保存食である「乾物」と「缶詰」を紹介しました。

はじめに、乾物の紹介です。

今日紹介するのは、切り干し大根です。

切り干し大根を紹介すると、

「切り干し大根だ!」と、声があがりました。

「切って・干した・大根で、切り干し大根といいます」

切り干し大根になる前の大根を目の前で包丁とまな板を使ってトントンと千切りにしてみました。

「こうやって切った大根を乾かしておくと切り干し大根になります」

子どもたちは興味深そうに見てくれました。

この切り干し大根を使って今日は切り干し大根の煮物にすることを

伝えるととても喜んでいました。

次に、缶詰のながもちの秘密を紹介しました。

筍缶を使いました。

缶詰は、丈夫な缶に食べ物を詰めて長く保存しておくことが出来るものということを紹介し、

実際に目のまえで缶切りを使ってギリギリと開けてみました。

「固そう」

「ものすごく頑丈」

「たけのこだ」

「春に採れたたけのこを大事に缶詰にしてとっておいたんだよ」

どうやって缶詰になったのか、その過程も紹介しました。

「たけのこを茹でて、殺菌して、この缶に煮汁と一緒に詰めます。

ふたをするときに空気をぬきます。空気が入らないようにすることで、

ばい菌が増えないようにすることで長持ちします。」

今日はこの缶詰たけのこを使って孟宗汁も作ることを伝えると、またまた大喜び・・・

切り干し大根煮、孟宗汁ともに良く食べてくれて、残食がありませんでした。

とてもうれしかったです^^

お台所担当(栄養士)