味噌づくりを行いました。
事前に柔らかく煮ておいてもらった豆を手でつぶすと
「うわあ、豆つぶれた」「やわらかいんだ」と驚く子ども達。
柔らかく煮た豆、塩、そして麹をこね合わせて作ることを教えてもらいました。
大豆はお隣でつぶしてもらいました。
初めに手で麹をほぐしました。
「お米だ~」「でも硬い」
「麹って言うんだよ^^」
「こうじ」
「こうするとぽろぽろくずれるよ」と
手をこすり合わせるやり方を教えてもらうとすぐにやってみる子ども達。
「本当だ」「ぽろぽろしてきた」「みてみて、ぽろぽろできた」
「ぽろぽろになってきたね」と保育者が麹の山に手を入れて全体を混ぜると
子ども達も手のひらを広げ麹の山に手を入れていました。
ダイナミックにできると面白さも増すようです。
そして次に塩をいれました。
ここで塩と麹を均一に混ぜ合わせることが大事なのだそうです。
塩をザザザーといれると「うわあ~」といいながらまた子ども達の手が集まってきました。
「これおしお?」
そうだよ~さあまぜてみよう。
綺麗にまざったところで
つぶしてもらった豆を入れます。
子ども達は”触ってみたい”と手の準備万端です。
さあこねこねしてみよう。
「うわ~~~」「あったかい」「やわらかい」「ぷにょぷにょ~」など
それぞれが感じた言葉が聞こえてきました。
「もみもみ」「こねこね」「よいしょ」などこねる時の掛け声もそれぞれ。
みんなで手を使って一生懸命こねました。
混ざってきたのでみんなでお山をつくりました。
豆の煮汁を少し入れて柔らかくします。
そしてこねこねこね。
つぎにおいしい味噌を少し混ぜ合わせます。
「おいしくなるといいな~」「はやくたべたいな~」「明日お味噌汁がいい」と
早速食べたい様子の子ども達。
これから味噌は美味しくなるために一回寝るんだよ。
このお味噌が食べられるのはみんなが年長さんになってからだよとつたえると
「え?年長さん?」「すぐたべられないんだぁ」「年長さんのいつ食べられるの?」
半年ほど寝かせるので「6月かな?保育園の田んぼでオタマジャクシが泳ぐときかな。」というと「え~~~~~」と驚く子ども達でした。
最後に味噌を丸めて樽の中に投げ入れる見本を見せると
「やってみたい」と大きな丸を作り始める子ども達でした。
「できた」と樽の前に行き勢いよく投げ入れました。
「おもしろい」「みそおもい~」などといいながら楽しみました。
初めての感触を友だちと体験し、感じたことや思ったことを伝え合いながら味噌を作りました。
味噌づくり後、手洗い場では「みそぷにぷにしてたよね」「うん、ぷにょっぷにょってした」「みそ早く食べたいね」「年長さんなったらたべられるんだよね」「そうだよ」「6月だよ」などと会話が盛り上がっていました。
出来上がりが楽しみな子ども達です。
4歳児担当