ブリは出世魚です。アオコ→イナダ→ワラサ→ブリという感じにおっきくなっていくそうです。今日は、ブリよりちっちゃいワラサを見せていただきました。
ワラサと同じような大きさで聞きなれた呼び名だと“ハマチ”です。地域によって呼び名が違ったり、養殖と天然もので呼び名が違ったりするそうです。
新鮮なワラサの見分け方は、「エラが赤いこと!」だそうです。新鮮さがなくなってくると、エラの色が白っぽくなるんだそうですよ~。買うときは要チェックですね!!
さて、恒例のお触りtime~!!こんなに堂々とまるまる一匹のお魚を触れることはありませんからね~。スーパーとかお魚屋さんで触ったら…
触ってみての感想は?「目玉グミみたい!」「つるつるする!」「エラ赤くて痛そう…」
さぁ、いよいよ解体ショー!!まずはウロコを取ります。タイやスズキほど激しく飛び散りません。
さばきながらワラサのお話をしていただきました。
「三瀬沖でも捕れる魚で、この間は7500匹ぐらいとれたんだよ。餌はアジとかイワシの小魚。食べたものはすぐ消化するか胃の中に何か残っているのは珍しいんだよ。」
「割とさばきやすい魚だから、ご家庭のお母さんたちもさばきやすいんじゃないかな~?それから、内蔵をキレイにとった後は血きれいに拭き取ったほうがいいよ。残っていると生臭くなるからね!(青魚はみんな結構そんな感じ)」
一匹まんまさばいている隣で、切り身用に更にさばいてくださいました~。
今日は焼き魚(照り焼き)と味噌汁にしていただきました。漁協の方々、ありがとうございました~。