春のお散歩3回目です。
前回のお散歩では、保育者の方を見て、お花をとってほしいと
伝えてくれていた女の子がしゃがみこみ、自分からお花に手を
のばす様子も見られました。
(子どもの目線になってみると、より一層お花畑が綺麗です~)
もう少し歩いていくと、前回は大人も気付かなかったもさもさの草を
発見!
男の子は両手を振り下ろしたり、左右に動かして、草の触感や動きを
確かめているようでした。
友だちもやってきて、「お~っ」「きゃっきゃっ」と声を出して
ふれていました。
もさもさの道端の草も、子どもたちにとってはとても楽しい遊びに
なります。
さて、園の近くにはカタクリの花が咲く斜面があります。
この季節にしか見れず、とても綺麗な花なので、子どもたちに
見せてあげたいと思っていました。
この日はちょうど見頃で、斜面いっぱいに咲いていました。
その場所につくと、子どもたちも斜面を見上げて少しの間立ち止まって
見ていました。その後も、歩きながらカタクリの花を見つけると
「あったー」と教えてくれることもありました。
写真の女の子は少し高いところにあるカタクリを触ろうと、
手を精いっぱいのばしているところです。
同じ道をお散歩していますが、春のお散歩みちは新しい花が
咲いていたり、草が伸びていたり、虫が出てきたり、
行くたびに発見があります。
子どもたちは小さな変化によく気が付いていることを気付かされます。
子どもたちの発見に目や耳、心を傾けて、一緒に楽しんでいきたいと
思います。
担当:ふくろう組