柿の実が黄緑から、黄色、黄色から、オレンジ色にかわってきて、いよいよ収穫のときをむかえました。

園庭で遊びながら、毎日、まだとれないね、黄緑色だもん。

まだだよね、黄色だもん。など収穫できる日を今か今かと楽しみにしていました。

カゴいっぱいに柿が取れました。

何個収穫できたか数えてみることにしました。

「4こずつならべていこう」と1人が言うと、「いいねーわかった」といって協力して並べ始めました。

そして何度も何度もみんなで数え、全部で167個あることがわかりました。

庄内の柿は渋柿で、収穫してもすぐには食べることができません。渋抜きをするため、取ったときのヘタの部分を焼酎にちょんとつけて渋抜きをします。

皮をむいて干し柿にする方法もあります。

子どもたちは50個を干し柿にして、ほかの117個を焼酎につけてさわすことに決めました。

まずは、干し柿ようの柿を50個かごにもどします。

それから、さわして食べる分を焼酎につけていきます。

これでビリビリ(しぶみ)がなくなるなんて魔法のおさけだね!といいながら焼酎につけていました。

チョンとつけた柿は、ビニールの袋の中に入れて行きます。

ヘタが上になるようにいれます。

袋をぎゅっと結び、10日ほどおくと渋みが抜けるとのことで、食べられる日を楽しみにしています。

春に柿の葉の新芽で作った柿の葉茶と一緒に柿を味わおうと思います。

担当:5歳児そら組