1人の女の子の消防車を作りたいという思いが、みんなの思いに発展して、
消防車作りを行うことになりました。
消防車の事をよく知るために、消防車が書いてある絵本を探して、
その本を見ながら、消防車へのイメージを膨らませることにしました。
初めにみんなで消防車を描くことにしました。
消防車やポンプ車などが出てくる絵本に興味を持ち、じっくりと見入っていました↓
「ポンプがついているよ」「はしごもあるよ」など消防車に何がついているのか気づいたことを伝え合いながら描きはじめました↑
翌日、消防車作りに取り掛かることにしました。
「誰が消防自動車を作ったのかな?タイヤを作るのは誰かな?」と問いかけてみました。
すると、子どもたちから「工場かな?」という答えが返ってきました。
「そうだね。よく考えたね」
そして、さらに・・・・・
「みんなが描いた消防自動車は全部赤い色なんだけど、この、消防自動車の体の赤い色は
誰が塗ったのでしょうか?」と問いかけると
「ペンキ屋さんかな?」と、答えてくれました。
そこで、この日は塗装屋さんになりきって遊ぶことに…。
新聞紙を車の部品に見立て、消防自動車の体の部分になる部品に赤い絵の具を塗ることにしました。↓
翌日、
乾いた新聞紙を「段ボールに貼ったら消防車できるんじゃない?」という男の子のアイデアを実現することにしました。大きな段ボールに赤く染めた部位品を貼りました。
たくさん糊を塗り
部品を取り付けました。気持ちは自動車を作る人になりきっていました。
消防自動車の完成。
今度は、消防自動車に乗り込んで仕事にいく、消防士さんが必要なことに気づき、
自分たちが消防士になれるように、消防士さんが制服の胸元につけている消防章を作ることにしました。
消防章には、消防士の仕事に大切な水や水管(ホース)が描かれていたり、一致団結(協力)するという願いが込めらているものであることを伝えると、
それぞれ、水やホース、様々な思いを込めた形を描いていました。
そして、消防自動車も完成しました↓
(4歳児担任)