午前中、電車をつなげたり、動物の積み木を使ったりして遊んでいた子どもたち。
遊びがもう少し広がったらいいなと思い、保育者が動物のお部屋を作ってみました。
その様子を見ていた3歳児の女の子が、「動物園のお部屋だ!」と声を上げました。
すると、動物の積み木が入ったかごの中をのぞき込み、「豚さんがいたよ!」と動物を探し始めます。
その声を聞いて友達も集まってくると、「ウサギのお部屋はどこにする?」「ここは鳥さんのお部屋にしよう!」と相談しながら、次々と動物のお部屋を作っていきました。


さらに、人の形をした積み木を見つけた女の子は、「おきゃくさんでーす!」と動物園を訪れるお客さんになりきります。
動物を動かしながらお客さんとのやり取りを楽しみ、遊びは少しずつごっこ遊びへと広がっていきました。
一緒に動物園を作っていた4歳児の男の子は、動物の積み木がなくなると、さっきまでしていた電車遊びへ戻っていきました。

ところが、今度は「動物園行きです!」と車掌さんになりきり、「動物園駅に停車しまーす!」と、動物園のそばに駅を作って電車を走らせ始めました。
動物園で遊んだことをきっかけに、電車遊びにも新しいイメージが加わっていました。

その様子を見ていた3歳児も「○○も電車する!」と電車をつなぎ始めました。
それぞれ好きな色の電車を選び、「動物園駅」を目指して走らせていました。


「動物のお部屋」から始まった遊びが、「動物園」になり、そこから「お客さん」や「動物園駅」、「動物園行きの電車」へとつながっていきました。一つの遊びの中で生まれたイメージが、友達とのやり取りを通して広がり、それまで楽しんでいた別の遊びにもつながっていくことに、子どもの遊びの面白さを感じました。

3歳児担任














