年長組さんが今年二回目の釣りに行ってアジとタイと
ぎんぽ(ガズナギ)を釣ってきました。
下の細長い魚は、ぎんぽという魚です。
釣った魚は食べられるということを教えたいと思い、
すぐに子どもたちの前で捌いてからあげを作りました。
二度揚げにすると、頭からしっぽまで全部食べられます。
今日は少しでも参考になればと思い、魚の捌き方を
紹介したいと思います。写真の魚ははサバになりますが・・・
うろこを取り、頭を落とします。
腹から肛門まで包丁を入れて内臓を取り出し、
血合いの部分に切れ目を入れておきます。
内臓を取ったら、流水で血合いの部分もきれいに洗い
キッチンペーパーでなどで水分を拭き取ります。
頭側を右にして腹側を手前にし、肛門から尾に向かって
切り込みを入れます。次に頭側を右にし背側を手前に置き、
頭側から刃先を中骨に沿わせながら骨と身を切り離すように
包丁を入れていきます。これで二枚おろしになります。
中骨がついた半身を、頭側を右に背側を手前に中骨が
下になるように置いて頭側から刃先を骨に沿わせながら
骨と身を切り離すように包丁を入れます。
これが三枚おろしです。
この日のメニューはさばの生姜揚げでした。
子ども達にも好評なお魚料理の一つなので、
レシピを紹介させていただきます。
《さばの生姜揚げ》
(材料) 4人分
さばの切り身・・・50g程の切り身4切れ
生姜・・・・・・・4~5g 酒・・・・・・・・大さじ1
みりん・・・・・・大さじ1 しょう油・・・・・大さじ1と1/2
塩・・・・・・・・少々 かたくり粉、揚げ油・・・適量
(作り方)
①生姜はすりおろしておきます。
②酒、みりん、しょう油、塩と①の生姜をボウルにあわせます。
③②にさばの切り身を1時間から2時間程漬け込みます。
④さばにかたくり粉をまぶし、180度に熱した油で揚げます。
調味料に漬けて揚げるだけなのでとても簡単です。
冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめです。
担当:お台所(調理師)